文房具コンシェルジュとしての活路

教えたい衝動に駆られたのです

会社のお使いで丸善の文具売り場に来ていた女性2人の会話

A:「セロハンテープありました。」
B:「何に使うの?」
A:「地図を貼ったり」
B:「なるほどね」

それを聞いた僕は「壁に地図などを貼りたいなら、あなたの真後ろの棚にあるこちらのテープの方がいいですよ」と心の中で呟いていました。
何度か本当に声を掛けて教えてあげようかと思ったけど、朝イチから小汚い恰好のヒゲヅラがいきなりそんなこと言っても怪しまれてイヤな顔と「は~」みたいな感じになる確率が高いのでやめました。

でも、このことでわかったのは「文具売り場にこそコンシェルジュ」が必要ということ。

基本的に文房具って基本的な物はみんな知っている。

「何か貼るならセロテープ」「ものを書くならペン」「はさむものはクリップ」とかね。

でも、さらに進化して便利になってたりするものがあることを知らない。

だけど基本的な物を知っているから迷わず、悩まず買っていっちゃうんだよね。

わざわざ店員さんに「○○なことをしたいのですが何かいい商品ありますか?」って聞かないのよ。

そんな訳で冒頭のようなシーンに出会った時に、

「お嬢様、ソレならコチラの方が便利ですよ」

と話しかけても怪しまれないようになることが文房具コンシェルジュへの道の第一歩かもしれない。

コンシェルジュ的な執事的な服装をしてジェントルマンチックにしておくことが重要なのかも。

ということは文房具売り場に行く時は、常に正装していかないとダメってことなのか??

店員でもないのに・・

あ、店員に思われそうなエプロン姿でいるっていう手もあるか。

とまぁ、見た目の怪しさ問題はさておき「文具売り場にこそコンシェルジュ」が認知されるようなれば「文房具コンシェルジュ」たちが活動しやすくなるだろうなぁと夢想したりしてるわけです。

教えたい衝動に駆られたのです

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