【本】「AIに負けない子どもを育てる」を読んで子どもの宿題を見て思ったこと

AIに負けない子どもを育てる

大ヒットした「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」の続編「AIに負けない子どもを育てる」を読みました。

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読解力の重要性。そして小学校の中学年までの読解力を鍛える教育の重要性が語られています。

正直、自分自身の読解力に関しても不安を覚え、まずは、日々、意識を持って文章を読むように心がけようと思いました。

その中でも印象的だったのは、現在の授業では、板書を減らし、プリント学習が中心となっているということの問題です。

非常に成る程と思いました。

子どもの算数の宿題を見て

そんなことを考えている中、子どもの算数の宿題を見ました。

問題は、「指定の図形をちゃんと選ぼう」というものです。

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子どもに「長方形ってなんだっけ?」と聞かれたので、僕の言葉で教えると教科書と齟齬が起きるので「教科書を見せて」と言って見せてもらいました。

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・4つの角がみんな直角になっている四角形
・長方形の向かい合っている辺はの長さは同じ

というルールを教科書は示していました。

隣のページでは正方形について書いています。

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・4つの角がみんな直角で4つの辺の長さがみんな同じになっている四角形を正方形と言います。

となっています。

では、宿題の問題。

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特に三角定規などは使わず、目分量で選んで良さそうです。

そして、気になったのは、解答欄です。

かっこが2つになっています。

ということは、答えは2つということになります。

先ほどの教科書のルールでは、

長方形は、

・4つの角がみんな直角になっている四角形
・長方形の向かい合っている辺はの長さは同じ

そして正方形は、

・4つの角がみんな直角で4つの辺の長さがみんな同じになっている四角形を正方形と言います。

と書いてありました。

ということは、正方形は、長方形の定義の中に含まれます。

「正方形は長方形とも言える」わけです。

なので長方形の解答欄が2つということはあり得ませんよね?

「なるほど、これがプリント学習の弊害か」と実感しました。

せめて解答欄は、アンダーラインにするなど、答えの数を指定しないようにした方が、子どもたちの発想と気づきの幅を狭めることが少なくなるのではないのだろうか?と思いました。

今回の「AIに負けない子どもを育てる」は、子育てをしている人たちは、特に非常に考えさせられる内容になっています。

前作に引き続き「読解力」というものの重要性を非常に謳っていますが、さらに危機的状況であることも描かれています。

今、奥さんに貸していますが、奥さんが読み終わったらもう一度、読み直したいと思っています。

 

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